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【ポートアイランドとは?】改めて考える、海上都市の可能性

Read Time 1 mins | Written by: 楽

こんにちは!
日本テクノロジーソリューションの広報担当、楽(らく)です。

この度、神戸市様からのご縁で、「神戸/未来の生活者起点のワークショップ」という、ポートアイランドの活性化に注力したワークショップに参加させていただけることとなりました!

■□■□ポートアイランドとは?■□■□

ポートアイランドは1981年に開島した神戸にある人工島で、国内初の都市機能を持つ人工島として誕生しました。
開島時に行われた「神戸ポートアイランド博覧会」の来場者数は、述べ1610万人と大成功で終わったため、各地で地方博覧会が開催されるようになったそう。ポーアイが火付け役だったといっても過言ではありませんね。

▼参考:神戸ポートアイランドまるわかりサイト
http://www.portisland.net/history/


40年超の歴史を持つポートアイランド、せっかくなので歴史的エピソードを少しご紹介!


📖ポートアイランドの歴史的エピソード

🌊 ① 夢の人工島構想と“未来都市”

ポートアイランドは、
①外国貿易貨物の増大、港湾輸送方式の質的変革に対処できる近代的な港
② 神戸の都市機能を充実させるための新しい都市空間の創造
の2つを主な目的として建設された「21世紀の新しい海の文化都市」です。
海外からも視察が訪れるほど話題になり、1967年から埋め立てがスタート。総事業費は約5,000億円超の、超大型プロジェクトでした。


🚝 ② 日本初の“無人運転鉄道” ポートライナー誕生

1981年、ポートライナーが開業。これがなんと日本初の無人自動運転の新交通システム。三宮駅とポートアイランドを結び、未来感あふれる交通手段として全国の話題に。
開業当日は地元の子どもたちが「無人なのに動いてる!」と大はしゃぎしたエピソードも。


🏥 ③ 阪神・淡路大震災のとき

1995年の阪神・淡路大震災では、神戸港の港湾設備やポートアイランドも大きな被害を受けました。
しかし、震災復興を機に命と再生の拠点として神戸医療産業都市構想を始め、「医療産業都市・神戸」の礎になりました。
震災の被害を乗り越えて、医療クラスターとして成長したという背景もあります。


✈️ ④ 神戸空港の開港と賛否

2006年、ポートアイランド南端に神戸空港が開港。当時は「伊丹・関空があるのに神戸空港必要?」と賛否両論。
一方で、地元のビジネス利用や観光客には便利と好評で、現在はポートライナーで直接アクセスできる海上空港として定着しています。


🌃 ⑤ 夜景スポット化と映画・ドラマロケ地

ポートアイランドは夜景スポットとしても人気で、映画やドラマのロケ地になることも多いです。特にメリケンパークから見るポートアイランドの灯りは、神戸の代表的な夜景のひとつ。
例えば、神戸を舞台にしたドラマや映画でよく登場するシーンもポーアイ周辺で撮影されてたりします。


…と、実は様々なストーリーを背負った場所なんです。

先日ワークショップの第一回目・第二回目を終えましたが、この海上都市というユニークさを活かしたアイデアも多く、やはり特徴的な土地であるなと、しみじみと感じました。

当社も2018年から本社をポートアイランドに移しておりますが、普段はあまり接点のない方々との繋がりをいただいており、とても貴重な機会をいただいたように思います。

ポーアイ生まれ、ポーアイ育ちの方と初めてお会いできたことも、普通に通勤で行き来しているだけではなかなかないご縁だなと思いながら、交流をさせていただきました。

ワークショップの内容としては、ポートアイランドの未来について考えながら、こうなったらよいのでは、というアイデアを出していくのがメインで、チームに分かれて意見交換をしていきます。

チームメンバーの共通点は「ポートアイランド/神戸を盛り上げていきたい」ということのみ。全く違うバックグラウンドの方々との意見交換は、自分一人では思い浮かばなかった斬新なアイデアばかりでとても刺激を受けました。

ただ、「欲望起点のワークショップ」という理解で参加したのですが、実際に始まってみれば、「あれ?未来の生活者起点になっている?」と、若干ですが変更になっており、欲望まる出しの事前課題を共有するのが少々恥ずかしかった、という小ネタを最後に置いておきます。笑

WSはまだ続きますが、ポートアイランドに社屋をかまえている企業として、活性化のキッカケになれば嬉しい限りです。

 

それでは、また次回*

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日本テクノロジーソリューション(株)のコーポレートコミュニケーション室。 新卒から約1年半ほど営業職に携わったあと、2年目でマーケティングチーム兼広報担当に。現在7年目でコーポレートコミュニケーション室として、コーポレートなコミュニケーションを推進するために奮闘中。笑 NTSのファンを増やすことが使命です。