こんにちは!
日本テクノロジーソリューション広報担当の楽(らく)です。
先週、「マネジメントリーダー養成塾」のみなさまにご来社いただきました!
実は2022年以降4回目のご来社です。有難し、、、
私たち社員も他社の経営幹部候補の方とお昼ご飯もご一緒させていただくという、とても貴重なお時間をいただきました。
ありがたいことに、今回以外にも経営者や経営幹部の方にご来社いただく機会が多々ある中で、会社ツアー中、「よく聞かれること」が段々と見えてきたなと感じます。
実はこのよく聞かれるポイントが当社の特徴であり、組織を表しているのでは?と思い、まとめてみることにしました。
〈目次〉
■理念浸透ってどうしている?
1.週一の朝礼でのすり合わせ
2.全てを落とし込んだ一冊「経営羅針盤」
3.フィードバックの中での判断材料に
■社員数100名に向けて
まず、お客様にご来社いただいた際には必ずといって良いほど会社ツアーをさせていただくのですが、ご案内させていただく語り手の社員は若手なことが圧倒的に多いです。
その中で、「こんな質問があって自分自身も勉強になりました!」と話に出る質問が、「理念浸透」に関する質問であることが分かりました。
以前、ご来社いただいたとある経営者様から言われた内容でとても印象に残っている言葉があります。
「経営者が会社を語れるのはあたり前。しかしながら、この会社は社員が社長と同じ温度で語っている。今まで200社以上訪問してきたが、ダントツです。」
案内をした社員がよくできた社員だった説もありますが(笑)、事実として客観的にみてそう思っていただいた、ということは非常に光栄なことだと思います。
そこで、理念浸透という観点で当社が行っている取り組みについてまとめてみたいと思います。
採用や社員教育など、何かしらの参考になれば幸いです。
1.週一の朝礼でのすり合わせ
当社には「基本構想」と呼ばれる、全部で43項目の行動指針のようなものがあります。
毎週金曜日はこの基本構想の1つをテーマアップし、「これはどういう意味か?」「どう定義するか?」などをかなり細かくすり合わせをします。
すり合わせの際はその時々でランダムなグループに分かれ、若手・中堅・社長と入り混じって行い、最後は各チーム話した内容をシェア、という形で、約20分の時間をとっています。
世代によっても捉え方が違ったり、部署によっても違ったりと、面白い議論になることも多く、価値観のシェアという観点で、かなりポイントとなっていると思います。
2.全て詰め込んだ一冊、「経営羅針盤」
2つ目は入社後の社員に与えられる、経営羅針盤。
外部には出しておらず、当社の価値観の全てが詰め込まれているといっても過言ではありません。
羅針盤には上記で触れた基本構想を始めとし、これからの会社の方向性、成長支援制度に関してなど、「ものの見方・考え方」をベースとしたコンテンツをギュッとして掲載しています。
社員がいつでも見返せるように、困ったら経営羅針盤、というくらいにかなり作りこまれています。
冊子もしっかりとした素材・デザインで作っており、毎年代表自ら更新を行うくらい、力を入れて制作しています。
普通に読み物として勉強になり、面白いという点も加わり、理念浸透に寄与していると思います。
3.フィードバックの中での判断材料に
当社では、
「組織活動においての判断基準は社長の価値観でも顧客の価値観でもなく、経営羅針盤だ。」
と言われているくらい、経営羅針盤(特に基本構想)に基づいたフィードバックを推奨しています。
つまり、例え相手が社長であったとしても、羅針盤に反していたら指摘するべきだ、というガイドラインです。
ですので、1でお伝えした朝礼でのすり合わせが地味に日々の活動に効いてくるというわけで、結果、理念が浸透している、ということになるのだと思います。
どの取り組みも理念浸透を目的としていないところから始まったような気がしますが、結果、共通言語ができているのかな~と思います。
実は、当社では中期ビジョンの一つに、「社員数100名の達成」を掲げています。
1人がしっかりとマネジメントできる数はだいたい5人だと言われている中で、会社を大きくする上では、現社員は確実に経験を伴った会社としてのものの見方・考え方を身につけておいてもらわなければなりません。
一朝一夕で入るようなものでもないとは思いますので、日々の積み重ねが重要だよな改めて思います。
私自身も理解が深まったのは3年~4年目くらいな気がします。「石の上にも三年」とよく言いますが、よくできた言葉ですね。笑
個人差はあれど、後輩もできて自分の言葉でアウトプットをする機会が増え、試行錯誤している間に身についていくものなのかな、と個人的には推測しています。
まだまだ勉強の身です。精進します。
以上、入社7年目からみた当社の理念浸透についてでしたが、何かしらの参考になれば幸いです。
それでは、また次回*