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フルシュリンクで日本酒に新たな販路を!

「フルシュリンク」とは?

燻製ナッツドレッシング

最近、社内でトピックとしてよくあがっている日本酒の瓶のフルシュリンク案件。

「フルシュリンク」とはこちらの画像のように、商品を上から下まで全部フィルムで覆うようなシュリンクの形態のことです。

天面と底部は空いているけど胴部はすべてフィルムが掛かっている。使用する際はキャップ部分だけ切り取り線にそってフィルムを剥がして使うこともできます。

ドレッシングなどでもよく見かける包装形態です。

 

 

 

 

日本酒瓶のフルシュリンク事例

このフルシュリンクが日本酒の包装形態としても取り入れられているのですが、実際に、日本酒でフルシュリンクを活用している事例がこちらです。

水芭蕉 D's Vintage醸造展ブース瓶

引用(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000055.000060099.html

日本酒といえば、胴部分に紙のラベルが貼ってあり、そこに「大吟醸」だったり、お酒の名前を真ん中にドンと書いてあるのがよくあるイメージ。

こちらのフルシュリンクのデザインは、今までの日本酒の瓶のイメージを覆すような真っ白な瓶に、水芭蕉の水墨画が美しく、高級感が際立っていますよね。

 
 

瓶のフルシュリンクで高級感を演出し、販路を拡大

フルシュリンクによってデザイン的に高級感を出せることで、高級志向の消費者をターゲットに販路拡単価アップにつなげている酒造があります。

例)コラボレーション企画

冒頭の水芭蕉の永井酒造さんはクレジットカードのクラブ会員向けに、数量限定で日本酒を発売。

発売に先駆け、記者会見や試飲会も行い、今まで飲んだことがない人たちにも味わってもらい、新たなファンを獲得する機会にもなりました。

例)海外輸出

海外では日本の10倍近くの値段で日本酒が売れています。そのくらい現地の方は価値を感じてくれているので、さらに高級ブランドとして売り出していくため、見た目もフルシュリンクでアップグレード。

 

瓶のフルシュリンクのメリット

あらためて日本酒の瓶における、フルシュリンク包装のメリットをまとめてみました。

既存商品も印象を変えられる

瓶をフルシュリンクにすることで、デザインの幅も広がり高級感が得られたり、今までにない印象を与えられます。

 

瓶の色の問題を解決

最近は瓶メーカーが廃業し減ってきていることもあり、瓶の価格が上がっています。
なかでも、思うような色の瓶が入手できない、ということもあるようです。

「もう少し濃い緑の瓶がほしかったのに、、、」


そこで、フルシュリンクを利用すると
無地のビンに緑色や茶色のフィルムをシュリンクすれば、瓶の色を変えられ、遮光性を持たせることが可能に。
 
あえて瓶の風合いを残すためにもともとラベルを巻いていた部分だけにデザインを入れて、ほかの部分は指定の瓶の色になるように色をつける、そういった方法にもフルシュリンクが活用できます。
 
 

リターナブル瓶との併用

SDGsの観点からリターナブル瓶(瓶の再利用)の取り組みも注目されていますが、フルシュリンクにすることで、瓶全体をカバーでき瓶の傷のリスクも低減されます。

 

資材点数の削減

ラベルとキャップ部分など複数あった包装資材を1つにまとめられるので資材点数の削減にもなります。

 

フルシュリンクをするのに必要な設備

シュリンク包装は熱でフィルムを縮めて瓶の形にピッタリ収縮させます。
 
シュリンクフィルムという熱で縮むフィルムと、シュリンク装置という加熱するための装置が必要です。
ただ日本酒の瓶のように1本で幅が違う部分があると収縮率が違うので、1回できれいに仕上げるのは難しいです。
 
そこで使うのが、プレフォームフィルムです。フィルムを瓶に近い形まであらかじめ収縮させたフィルムです。
 
そして、あとは通常のシュリンクと同様に、プレフォームのフィルムを瓶にかぶせて、シュリンク装置で収縮します。
これでフルシュリンクが完了です。
 

 

日本酒瓶のフルシュリンクにおすすめなシュリンク装置

▼シュリンク装置「TORNADO🄬」

tornado醸造展ブース瓶

TORNADO🄬なら瓶のフルシュリンク実績多数。

省スペースな熱風式の装置ながら、マットなフィルムや金色のフィルムなど仕上がりが不安なフィルムでも「美しくシュリンク」できます。
ハイエンド商品を作られている酒造にも多く使われいているシュリンク装置です。
 
 
 
以上、今回は日本酒瓶のフルシュリンクについてご紹介させていただきました。
当社では実際にお送りいただいた瓶をフルシュリンクするサンプル作成が可能です。
ご興味のある方は、下記よりお問い合わせください。