シュリンク包装とは、熱でフィルムを縮めて商品にぴったりフィットさせる包装のこと。
保護・デザイン性・バージン性を高めることができます。
身近な例でいえば、ペットボトルや調味料の容器、化粧品の外装などのボトルパッケージのイメージや、
箱形状のものを透明フィルムで全体を包み保護する、というイメージをお持ちの方も多いかもしれません。
今回は「こんなものにも?」と、社内でも驚きの声続出だった“意外なシュリンク活用事例”をご紹介します。
野球観戦でおなじみの、たたいて応援する応援バッド(応援メガホン、応援スティック、ガシャガシャ)。
よくあるのは、プラスチックやバルーンでできたものですが、当社にお問合せいただいたのはスポンジ製の棒。
ところがこの素材、印刷は難しく、シールも貼れない…。
そこで選ばれたのがシュリンクフィルム。
あらかじめデザインを印刷したフィルムで包むことで、曲面にもピッタリフィット。
他の方法では実現できなかった“デザイン性”まで実現できた事例です。
映画の撮影現場で使われる文具小道具。数十本単位で用意する必要があるものの、
既製品にはメーカーのロゴや商品名が大きく印字されているケースも多く、そのままでは使用できません。
しかし、専用品を一から作るにはコストも納期も見合わない。
そこで採用されたのが、「既製品を包んで別物に見せる」シュリンクフィルムです。
ブランド表示を隠しながら、映画の世界観に合わせたデザインに。
演出に必要な見た目を、コストを抑えて実現できた一例です。
産業用のガスボンベ。中身を補充して繰り返し使うたびに、製品番号などのラベルを貼り替える必要があります。
しかし、シールは剥がれないように頑丈に貼ってあるため、剥がすのに手間がかかる、ラベル跡の除去にも時間がかかっていました。
そこで、ミシン目入りのシュリンクフィルムに切り替え。
使用後は“ピリピリッ”と簡単に剥がせるようになり、ラベル貼替作業が一気に時短・効率化。
清潔感も保てるうえ、作業現場からは「もっと早く切り替えておけばよかった」と嬉しい声も。
▼イメージ画像
今回のように、「形状が特殊」「印刷できない」「既製品をアレンジしたい」「剥がしやすくしたい」など、
シュリンク包装は様々な課題解決に役立ちます。
「うちの商品にも使えそうかも?」と思ったら、ぜひお気軽にご相談ください♪
用途に応じた仕様・形状のご提案も可能です。