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【海外展開】現地に合わせたパッケージデザイン

人工減少を続ける日本。様々な業界で海外進出の試行錯誤が続けられています。
その際重要となるのが、現地に適した商品開発。
今回は、現地に受け入れられるパッケージデザインの事例をご紹介。


〇食品をスプレー缶に?

先日食品メーカーさんから、海外向けのサンプル作成として、スプレー缶(エアゾール缶)へのシュリンクのお話をいただきました。
日本では殺虫剤のイメージが強いエアゾール缶ですが、世界にはエアゾール缶に食品を入れてヒットした商品もあるようです。

例えばこちらの商品。

PAM引用:https://www.pamcookingspray.com/products/original

こちら、アメリカで人気の食用油。
エアゾール缶の性能を活かして、1プッシュでまんべんなく油が引けます。
これが使用する油の量を減らすことにつながり、健康志向にマッチしたことが人気の秘訣だそうです。
さらに、エアゾール缶は内容物が空気に触れない構造になっているため使用後でも新鮮な状態を保つ効果もあります。

日本では殺虫剤のイメージが定着してしまい、食品がエアゾール缶に入った商品はあまり見かけませんが、
海外向け商品においては、パッケージのデザインだけでなく容器も変更することで、新たな付加価値を生みだすきっかけになりそうです。


 
ストーブにより温められた殺虫剤が爆発する事故があるように、
エアゾール缶へのシュリンクにおいて、「熱を加えすぎないこと」には注意が必要です。
 
当社のシュリンク装置TORNADOは、一瞬で熱を加えるため中身がチョコレートでもシュリンク可能。
エアゾール缶へのシュリンク実績もございます。
HPにてご紹介しておりますので、是非ご覧ください。