ニッチな分野である「シュリンク包装」。 シュリンク包装機メーカーである当社にも、どの機械を選べばよいのかわからないというお話もよくうかがいます。...
クラフトビールのラベルはどうする?シールでも印刷缶でもない「シュリンクラベル」という選択肢
近年様々な企業から発表されるクラフトビール。
様々なコンセプトのビールがある中で、見た目や容器の種類は重要ではないでしょうか。
今回は、小ロットの缶でも綺麗なパッケージを実現するシュリンク包装をご紹介。
〇シュリンク包装とは
シュリンク包装とは、熱を加えることで収縮するフィルムの性質を利用し、容器にそってぴったり収縮させる包装のことです。
清涼飲料などのPETボトルや調味料などの食品、化粧品、医薬品、生活用品など
広い分野で採用されています。
参考URL
シュリンク包装とは?
https://pack.solution.co.jp/shrink/index.html
〇クラフトビールにおける缶
品質向上・流通コスト低下・環境負荷の低減・消費者にとっての持ち運びやすさ
などのメリットから、クラフトビール業界で着実に増えつつある缶容器。
しかし、製造の立場から見た場合、瓶との違いとして一番に上げられるのは、最低ロット数ではないでしょうか。
大手飲料メーカーなどで採用される缶には、直接印刷が施されておりますが、
印刷缶の最小ロット数は数万~という場合が多いです。
これでは、イニシャルコストが高くつく上、保管スペースの確保が必要となってしまいます。
クラフトビールのラベル、3つの選択肢を比べる
缶でクラフトビールを出すとき、パッケージのつくり方は大きく3つあります。それぞれ得意なロット数とデザインの自由度が違うので、先に整理しておきます。
| 比較項目 | シールラベル | 印刷缶 | シュリンクラベル |
| 月の生産数目安 | 数百本~ | 数万缶〜 | 1,000本〜 |
| デザインできる範囲 | △ ラベルを貼った面だけ |
◎ 缶の全面 |
◎ 缶の全面 |
| 仕上がりの見え方 | 〇 シールのずれなどに注意 |
◎ |
〇 |
| デザインの切り替えやすさ | ◎ ラベルだけ差し替え |
✕ |
◎ フィルムだけ差し替え |
| 向いているケース | すぐに商品化したい、テスト的な新商品 | 同じデザインを長く、大量に出し続ける定番商品 | 小ロット・多品種。季節やフレーバーごとにデザインを変えたい場合 |
印刷缶は最小ロットが数万缶からのため、クラフトビールのように1回の仕込み量が限られる商品では在庫と保管スペースが負担になります。シールラベルは小ロットに対応できますが、デザインできるのは貼った面だけです。缶のほぼ全面を使いながら小ロットでも出せるのがシュリンクラベル、という位置づけになります。
〇缶シュリンクは印刷レベルの仕上がり

小ロットでも、缶で販売したい。
ただ、見た目にもこだわりたい。
そんなときには、シュリンクがおすすめです。
シュリンクなら、無地缶の上からフィルムを被せることで、
印刷缶並みの仕上がりを実現できるため、小ロット生産が可能です。
また、フィルムを変更することで別の製品として販売も可能なため、
印刷缶の在庫を抱えることなく商品のラインナップを充実できます。
シュリンクラベルは何本から作れるか
ご参考までに当社がクラフトビールメーカー様からご相談いただく場合の目安は次のとおりです。
例)
- フィルムの発注:1万本分~
- 1本あたりの資材費の目安: 20円前後〜
- 版代の目安 初回注文時: 20万~30万円
- デザイン入稿から納品までの期間:約1カ月~2か月
まずは自社の缶で仕上がりを見てみたい、という場合は無料でサンプルを作成しています。下記よりお気軽にご相談ください。
缶製品でのラベル切り替えをご検討の方は、こちらの記事もご参照ください。
「シュリンクラベル缶のメリットとは?小ロット限定商品。海外展開で採用が増える理由」