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【初心者目線】障害者雇用を調べてみたらわかったこと|企業の義務とサポート制度

こんにちは、メルマガ担当の井上です。

実は、私自身も最近知ったのですが、弊社のシュリンク装置はその使いやすさから、

就労支援事業所にも導入いただいているようです。

そこで調べてみると、実は企業にとっても、

障害のある方が安心して働ける職場づくりが欠かせない時代になりつつあることが分かりました。

 

2026年の7月からは、国が定めた障害者雇用率が上がることが決定しています

これから先、企業で働く中で「障害者雇用の推進」を目指したプロジェクトに関わる場面があるかもしれません。

そんな時に「まず何から始めればいいの?」と、不安にならないためにも

 

障害者雇用制度』について、初心者である私が今回、調べて分かったことをまとめてみました。

まずは制度について

・障害者雇用率制度

「障害者雇用促進法」という法律に基づき、厚生労働省が定めています。

現在(2025年9月時点)、法定雇用率は 2.5%

つまり従業員が40人以上の会社では、障害者を1名以上雇う義務があります。

ただし、今は移行期間にあたります。

民間企業の法定率の変更

例えば従業員が38人の会社では2026年6月から、1名以上の雇用が義務となります。

 

・障害者雇用状況報告の提出

従業員40人以上の事業主は、

毎年6月1日現在の雇用状況をまとめて、

7月15日までにハローワークへ「障害者雇用状況報告」を提出します。

 

・障害者雇用納付金制度

従業員が100人を超える事業主には「障害者雇用納付金制度」という仕組みもあります。

 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構という団体が運営しています。

障害者雇用納付金制度

法定雇用率を下回っている場合、不足人数×5万円/月を納めます。

その納付金は、法定雇用率を達成している企業に「調整金」として支給される仕組みです。(要申請)

・・・納付金制度について詳しくはこちら

 

採用の方法は?何から始める?

上記の支援機構のホームページに制度の取り組み事例があったので見てみました。

 

採用の流れ

業種、規模感の様々な会社の事例がありましたが、

近隣の特別支援学校や福祉事業所、ハローワークとのつながりから始まるケースが多くありました。

そういった場所にまだ接点がないという方もご安心ください。

まずはハローワークに行けば、応募者を紹介してくれます。

 

応募者の紹介をもらったら

特別支援学校や福祉事業所、ハローワークから応募者の紹介をもらったら、

いきなり雇用するのではなく、 職場実習 を行う会社がほとんどでした。

実習は、本人の希望や適性を確認するだけではなく、業務や環境を一緒に調整する大切なプロセス。

数回の短期実習や3か月のトライアル期間を経て採用する例もありました。

画像)採用の流れ職場実習やトライアル期間を設ける

 

 

職場環境づくりの工夫

取り組み事例にはたくさんの工夫が載っていました。

・初めの職場案内時に、現場スタッフも同席して双方に安心感を持ってもらう

・お昼の休憩時間など、一人で過ごせる個室スペースを用意する

・部署をまたいで「相談できる先輩」をメンターにする

・無理をして作業が速くなりすぎたり、体調を崩しそうな場合は、適切なタイミングで声をかける

・職場全体に定期的にアンケートをとって、体制的に改善を重ねる

こうやってみると、障害者雇用だから、というような工夫ではなく、どこの職場にも共通するなと感じました。

 

業務の切り出し方

業務は、既存の仕事の中から適性に合わせて任せるのが一般的です。

例)食品工場 :計量、材料投入、包装、梱包、清掃など

 機械メーカー:機械の分解・清掃・組立など

 

安全性に配慮した業務をあらかじめ整理し、

職場見学を通して関心を持った作業に取り組んでもらう、という進め方が多く見られました。

 

就職後にフォークリフト免許を取得して仕事の幅を広げている方もいました。

成長に挑戦できるような環境づくりができたらいいですね!

 

サポート制度があるから安心

・職場適応援助者(ジョブコーチ)支援

受け入れにあたっては、本人と企業の間に入って支援してくれる 「ジョブコーチ」に相談することができます。

ジョブコーチの役割

  • 支援を受ける方へ:職場での人間関係や作業方法をアドバイス

  • 事業主へ:働く方に応じた業務提案や指導方法を助言

 

地域障害者職業センターに問い合わせて申し込むことができ、ハローワーク経由での取次ぎも可能だそうです。

定期訪問してもらい、(標準では2~8か月間)双方と面談して適切なアドバイスをもらえます。

雇用前でも雇用後でも活用できるとのことでした。

また、ジョブコーチを活用することで助成金を受けられる場合もあるそうです。

 

・助成金

厚生労働省のページには、採用や定着を支援するための助成金が複数用意されています。

⇒障害者雇用にまつわる助成金について詳しくはこちら

 

はじめて障害者雇用に真剣に取り組む人からすると、心配がたくさんあると思いますが、

専門の方が第三者的に入ってもらえると心強いと思います。借りれる力はどんどん借りましょう!

 

最後に

今回調べた障害者雇用の制度ですが、2018年からは精神障害のある方も制度の対象となっています。

障害の有無にかかわらず、誰もが活躍できる職場環境の整備と、その定着が今後さらに重要になっていきそうです。

 

初心者目線ではありますが、この記事の内容が皆さんの会社での取り組みの一歩目に役立てばうれしいです!

 

▼就労支援事業所でも導入されているシュリンク装置TORNADOⓇ

TORNADOメルマガトップ-1

・多様な人材が働けるように、安全に仕事を任せたいと思っている

・現在、シュリンク包装の工程がある

・安全でかつ快適に働ける環境を整えたいと思っている

 

ここからは、そんな方に向けてお伝えします!

熱旋風式シュリンク装置TORNADOⓇは、実際に就労支援事業所で使われている装置です。

3つの選ばれる理由

  • シンプルな調整方法、お手入れも簡単

調整は「温度・シャッター・風量」の3点だけ。

全てデジタル表示のため段取り替えも簡単、誰でも簡単に扱えて、お手入れもハンドアシスト機構で手軽です。

  • 仕上がりがきれい

独自のトルネード方式(特許技術)。熱風で360°一瞬にしてムラなく美しくシュリンクします。

PET・OPSなど環境対応フィルムにも対応可能です。

  • 移動も簡単なコンパクト設計

横幅1500mm。奥行500mm。ボイラーなどの付属設備も不要でキャスター付だから、必要な場所に必要な時に移動して使えます。

TORNADOⓇで生産するイラスト

TORNADOⓇは多様な人材が活躍できる環境づくりを支援します。

気になる方は、お気軽にお問い合わせください♪

お問合せ先 TEL:078-304-4439📞