【出展報告】ProPak Asia 2025　in バンコク

ProPak Asia 2025は、毎年タイ・バンコクで開催される製造加工・包装に関するアジア最大級の国際トレードショーです。

32回目となる今年の開催は、世界各国から2,000社以上が出展しました。

公式の来場者数は出ていませんが、昨年は75か国から68,218人が来場したそうです。

内容はというと、8つの産業ゾーンに分かれていました。

1. 食品・飲料・医薬品の加工技術

2. 包装技術・包装機械

3. 飲料関連の加工・包装技術

4. 医薬品の加工・包装技術

5. 試験・品質管理・分析機器

6. 包装資材・パッケージングソリューション

7. コーディング、マーキング、ラベリング技術

8. コールドチェーン、物流、倉庫、工場設備

今回弊社は、グローバルメーカー様のブースを間借りして出展。

世界中の最先端の技術や機械が集まる場に、弊社の開発したシュリンク装置も展示できて、とても嬉しく思います。

今回、出展してきた装置は、

ハイブリット型シュリンク装置「SUPER TORNADO」　です。

蒸気式と熱旋風式の良い部分を合わせたハイブリット型のシュリンク装置です。

このお披露目のために、作っておいた映像も装置の横で、エンドレスで流してもらいました。

気になる映像は、後日公開しますのでお楽しみに。

ハイブリット型シュリンク装置　『SUPER TORNADO（スーパー・トルネード）』　の特徴

今まで、熱風のシュリンクトンネルではできなかった仕上がりを実現✨

スーパー・トルネードは、「熱風」「蒸気」「乾燥」の3つのユニットを一体化した最新型のシュリンク装置です。

特に、収縮が難しいフィルムやデザインの偏りやすい製品、柔らかい容器などに対して、

従来の装置では難しかった高精度で美しい仕上がりを実現します。

主な特徴：

• 熱風ユニットでフィルムを柔らかくし、フィルムのズレを防止

• 蒸気ユニットで強力な竜巻状の蒸気により一気にシュリンク

• 熱旋風式乾燥ユニットで仕上げと同時に乾燥を実施

• 特許技術により蒸気の侵入を防止、3ユニットの一体化を実現

ハイブリッド方式で、どんな素材のフィルムでも高品質な仕上がりを提供します。

実際に見てみたい、サンプルを試してみたい、という方はお気軽にご相談ください♪

展示会全体を見て――

会期中は、出展の合間に他の出展ブースも見学しました。

リサイクル素材やバイオマス由来フィルムなど、持続可能性（サステナビリティ）を意識した包装資材。

自動化・省人化をキーワードにしたロボット技術やIoT対応機器。

今回のProPak Asiaは、約1年ぶりとなる海外展の出展となりましたが、

アジア市場全体の包装・加工技術の進化のスピードを改めて実感する展示会となりました✨