シュリンク包装を活用した流通開拓事例【5選】
近頃、食品メーカーさんから、棚どりが難しくなっているというお話を伺います。
お醤油一つをとっても、卵かけご飯用の醤油や減塩醤油や刺身用の醤油など、多様化していますよね。
消費者ニーズとともに商品が多様化していることもあり、売り場の拡大、販売先の開拓が難しくなっているようです。
今回は、シュリンク装置メーカーである当社が、シュリンク包装を活用することで、売り場や販路を広げる方法をご紹介します。ポイントは、容器の共通化。事例も紹介していきます!
|シュリンク包装とは
そもそも、シュリンク包装はご存じでしょうか。専用のフィルムを商品にかぶせ、熱を加えることでフィルムが縮み、商品にぴったりとフィットする包装方法です。食品や化粧品、医薬品など、幅広い製品に利用されています。
▼シュリンク包装の特徴
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容器の上から下まで全体を包めるので、表示面積が広く訴求力が高い。
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いびつな形をした容器でも包装できる。
- デザイン性だけでなくバージン性(未開封性)の機能も同時に付加できる。
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|流通開拓のポイントは容器共通化
容器共通化とは、商品の中身や容器は同じまま、フィルムのデザインだけ変えるということです。
シュリンク包装では、容器共通化を利用して下記のような使い方ができます。
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高級感のあるプレミアムライン展開
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季節限定や地域限定パッケージ(例:地方フェア、地域特産品コラボ)
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海外向けデザイン対応(現地語表記・文化に合わせたデザイン)
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試供品・キャンペーン商品用の短期デザイン切り替え
さらには、容器共通化には下記のようなメリットも。
- 在庫管理の簡素化
容器の種類を減らせるので、製造・保管・運搬の効率がアップし、在庫リスクも低減します。 - コスト削減
共通容器を大量生産しつつ、デザインは小ロットで柔軟に対応できるため、スケールメリットが生まれます。 - ラインの効率化
同じ容器を使えば充填や包装の生産ラインを共通化でき、切り替え作業やダウンタイムを減らせます。
|5つの流通開拓事例をご紹介
シュリンク包装をうまく活用されて、販売先の拡大につなげられた事例をご紹介いたします。
①お菓子メーカーA社
バレンタイン、ハロウィン、クリスマスなどの季節のイベントごとのパッケージで1年を通して棚どりに成功。
②酒販会社B社
地域の観光スポット、特産品を描いた限定パッケージで全国の道の駅、お土産屋さんに展開。
③醤油メーカーC社
回転寿司チェーンの卓上醤油や百貨店のPB商品など、それぞれパッケージまで仕上げて提供。
オリジナル商品だけでは展開できなかった、新たな販路を開拓。
イメージ(引用:はま寿司HP)
④トイレタリーメーカーD社
スポーツのシーズン中の期間限定商品。選手の画像入りデザイン。QRコード付きでキャンペーンの案内も。
ドラックストアの店頭など、消費者の目につきやすい位置の棚どりにもつながる。
⑤日本酒メーカーE社
クレジットカードのクラブ会員向けに限定商品を企画。
墨絵画家が描き下ろした特別なデザインで、高級感を表現できるようシュリンク包装を活用。
実際の写真:永井酒造様PRタイムズより引用
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