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オリシャンのフルラッピングを内製するには?印刷機と必要設備を解説

最近、オリジナルシャンパン(オリシャン)のフルラッピングに関するお問い合わせやご相談が増えています。
私たちはシュリンク装置メーカーとして、収縮工程まで含めた現場に関わる中で、内製を検討する際にどの印刷機を選べばいいのか悩まれるケースも多く見てきました。

そこで本記事では、印刷機の比較を中心に、オリシャンのフルラッピングを内製するために必要な設備や工程について解説していきます。

=目次=

オリシャンのフルラッピングを内製する方法

フルラッピングボトル製作の流れ(印刷~収縮)

仕上りの安定に必要なプレフォーム加工

印刷機3社比較と選び方のポイント

ーオリシャンフルラッピング(シュリンクフィルム)印刷機3選

ー印刷機3社比較(収縮工程までテストした結果)

ー印刷機選びのポイント

仕上りを左右する収縮工程とは(手作業or自動化)

収縮工程の品質を安定させる方法(設備導入の考え方)

まとめ
オリシャンイメージ画像


 

オリシャンのフルラッピングを内製する方法

オリシャンのフルラッピングは、
ボトル全体をフィルムで覆うことでデザインを表現する手法です。

一見すると、印刷したフィルムをかぶせているだけのように見えますが、
実際には「シュリンクフィルム」と呼ばれる、
熱を加えることで縮む特殊なフィルムが使われています。

このフィルムは、ボトルの形状に合わせて収縮するため、
全面にデザインを表現できるのが特長です。

そして、このシュリンクフィルムにデザインを印刷するためには、
専用の印刷機が必要になります。

つまり、オリシャンのフルラッピングを内製するためには、
フィルムへの印刷と、ボトルへの収縮という
2つの工程を自社で行える体制を整える必要があります。


フルラッピングボトル製作の流れ(印刷~収縮)

フルラッピングのオリシャンは、
大きく分けて以下の流れで制作されます。

まず、シュリンクフィルムを専用の印刷機で用意したデザインをフィルムに印刷していきます。

その後、印刷したフィルムをボトルのサイズに合わせて加工し、
筒状にしてボトルにかぶせます。

そして最後に、熱を加えてフィルムを収縮させることで、
ボトルの形状にぴったりとフィットした状態で仕上がります。
 

オリジナルラベル製作工程

 

動画ではフィルムをかぶせるところまでをご紹介しています。

この後の収縮工程では、手作業で行う方法と機械で自動化する方法があり、
仕上がりの品質はこの工程で大きく変わります。

この収縮工程についても、後ほど詳しく解説します。


仕上がりの安定に必要なプレフォーム加工

オリシャンの治具一例

オリシャンのフルラッピングでは、
仕上がりを安定させるためプレフォーム加工が使われることがあります。

必須の工程ではありませんが、
筒状のフィルムをシャンパンボトルの形状に一気に収縮させると、しわやムラが出やすいです。

そこで、ボトルより一回り大きい治具という型(画像参照)にフィルムをかぶせて一度収縮させ、
あらかじめ形を作っておくことで、きれいに仕上げることができます。

この事前成形したフィルムを「プレフォーム」と呼びます。

プレフォームをシャンパンボトルにかぶせて、再度収縮させて完成です。


印刷機3社比較と選び方のポイント

オリシャンのフルラッピングを内製する上で、
必ず必要になってくるのが印刷機です。

代表的な3社を、シュリンク装置メーカーである弊社が、収縮工程も含めてテストしてみました。
比較結果とオリシャン用途での選び方のポイントをお伝えしたいと思います。

――オリシャンフルラッピング(シュリンクフィルム)印刷機3選

①武藤工業株式会社ーValueJet 628MP 

   

 
②ローランド ディー.ジー.株式会社MG-300

  

③株式会社ミマキエンジニアリングーUCJV330

  

 

▼印刷機3社比較(収縮工程までテストした結果)

 実際にオリジナルシャンパン用途を想定し、印刷〜収縮工程まで含めた比較検証を行いました。

 

 

武藤工業

ローランド
ディー.ジー.

ミマキ
エンジニアリング

品質

インクのり・発色

 

プレフォーム対応

 

はがれにくさ

生産性

印刷スピード

ランニングコスト

インク代

 

フィルム代

 


―――印刷機選びのポイント

印刷機選びのポイント、それ「印刷時点の良し悪しだけで判断するのは危険」ということです。

発色がきれいだから品質がいい、
印刷が速いから生産性が高い、
という判断だけでは不十分です。

フィルム印刷は、その後に「成形」と「収縮」という工程があり、
最終的な仕上がりや生産性はそこで大きく変わります。

つまり、印刷単体ではなく、後工程まで含めて成立するかどうかを前提に機種を選ぶことが重要です。


仕上がりを左右する収縮工程とは(手作業or自動化)

フィルムをボトルにかぶせた後は、
熱を加えて収縮させることでフルラッピングが完成します。

この収縮工程は、手作業で行う方法と、設備で自動化する方法があります。

手作業の場合は、ドライヤーやヒートガンを使って1本ずつフィルムに熱を当てていきます。

実際にやってみると分かるのですが、最初はうまくできているように見えても、

・シワが入る
・一部だけ縮みすぎる
・逆に縮みきらない部分が出る

といったことが起こりやすく、
仕上がりにばらつきが出てしまうケースが少なくありません。
1本ずつ対応する手作業ではどうしても時間がかかり、継続的な生産には負担が大きくなります。

こうした背景から、オリシャン制作を事業として行う場合は、
収縮工程をどのように安定させるかが重要なポイントになります。

その方法として検討されるのが、収縮工程の自動化です。


収縮工程の品質を安定させる方法(設備導入の考え方)

収縮工程の品質を安定させるためには、
「誰が作業しても同じ仕上がりになる状態」をつくることがポイントになります。

手作業の場合、どうしても熱の当て方にばらつきが出やすく、
シワや縮みムラなど、ボトルごとに仕上がりの差が出てしまいます。

一方で、収縮を設備で行う場合は、
温度や風の当たり方を一定に保つことができるため、
均一で安定した仕上がりが可能になります。

こうした収縮工程に対応する設備として、弊社のシュリンク装置「TORNADO®」をご紹介します。

熱旋風式シュリンク装置TORNADO®

熱旋風式シュリンク装置TORNADOⓇhttps://pack.solution.co.jp/products/index2.html

  • フィルムをかぶせてセットするだけで自動でぴったりと収縮が完了。

  • シンプルな操作性で、専門の人材がいなくても誰でも同じ品質で仕上げることが可能です。

  • オリシャンメーカーの多くに導入されており、実績に裏付けられた運用のしやすさも特長です。 

 


まとめ

ここまで、オリシャンのフルラッピング用の印刷機や収縮装置について解説してきましたが、
設備選定する際、設備の性能から検討を始めてしまうケースも少なくありません。

どのレベルの仕上がりを目指すのか、
どのくらいの数量を安定して生産したいのか

この前提が決まっていないまま機種を比較しても、
最適な判断にはつながりません。 

さらに、印刷機のスペックだけでなく、その後の収縮工程も合わせて考えないといけません。

私たち日本テクノロジーソリューションではシュリンク装置メーカーとして、収縮工程はもちろん
オリシャンのフルラッピング用の印刷機も合わせてご提案しております。

実際の用途や生産量に合わせて最適な組み合わせをご案内できますので、
内製化や印刷機の導入をご検討の際は、お気軽にご相談ください。 

実際のボトルでの仕上がり確認や加工テストも無料で行っています。


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