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素材・化学メーカーでも伝わる!中学生向けパンフレット制作事例

東レ様中学生向けパンフレット

こんにちは。NTSメルマガ担当の井上です。
先日、東レ株式会社さまの中学生向けパンフレットを、弊社が制作させていただきました。
今回このプロジェクトが非常にユニークで、デザインの工夫も多かったため、制作の裏側を少しだけご紹介します。

■ 中学生に“東レらしさ”をどう伝えるか

東レさまはCSR活動の一環として、以前から 中学生向けの出前授業 を実施されています。

最近は大手企業でも「将来の採用候補となる若年層に、いかに自社を知ってもらうか」が大きなテーマ。
出前授業は、まさに “未来の人材”と接点をつくる重要な機会 でもあります。

ただ、ここで大きな課題がありました。

  • 取引先向けの会社案内は“難しすぎる”

  • 採用用の大学生向けパンフレットも“伝わりにくい”

  • 東レの事業は多岐にわたり、「一言で説明できない」

繊維、プラスチック、化学材料…
私たちの生活のあらゆる場所に関わっているのに、素材メーカーであるがゆえに 完成品として目にする機会は少ない

つまり、
“中学生でも楽しく理解できるレベルまで抽象度を下げる”
というデザインと構成が必要でした。


■ 中学生向けならではのデザイン工夫

今回のパンフレットは、授業中に実際に開いて使うシーンを想定しながら、以下のような細部設計を行いました。

  • 集中力を妨げないレイアウト
     落書きを誘発しそうな線・余白・要素はあえて削除。

  • 書き込みやすさを重視した紙質
     あえて“マット紙”を採用し、ペンでも鉛筆でも書きやすい仕様に。

  • 専門用語を“中学生語”に翻訳
     素材メーカー特有の難解さを取り除き、楽しく読み進められる構成に。

  • 図解やイラストの多用でイメージのハードルを下げる
     「東レがどんなところで役立っているのか」が直感的に伝わるよう設計。

ふだん大人向けのパンフレットではあまり行わない配慮が、今回の制作では多く盛り込まれています。

▼実際のパンフレット(一部)


■ CSRの“接点”を未来への資産に変える

出前授業のようなCSR活動は、ただ「良い取り組み」で終わらず、
企業が未来の人材と最初に出会う貴重な瞬間 でもあります。

子どもの頃に抱いた企業の印象は、大人になっても意外と残るもの。
だからこそ、この機会に 「会社のらしさ」や「社会とのつながり」が伝わる専用のパンフレット を用意する価値は非常に高いと感じています。


■ 中学生向け・小学生向けのパンフレット/教材づくりをお考えの方へ

NTSでは、企業の目的やシーンに合わせたパンフレット・教材・動画制作を一貫してサポートしています。

  • CSR向けパンフレット

  • 小中学生向け教育コンテンツ

  • 出前授業・施設見学向け資料

  • 理解促進のための動画制作

など、「伝わる」ための企画設計からデザインまでお任せいただけます。

ご興味のある方は、ぜひお気軽にご相談ください。