こんにちは。NTSメルマガ担当の井上です。
弊社はBtoBの機械メーカーでありながら、メディア部隊をもち企業の販促やブランディングを支援している会社なのですが、
最近いただくご相談の中でも、インナーブランディングに取り組む企業が増えていると感じます。
実際には「何から始めればいいのか分からない」「どういう結果を出せばいいのか」と悩んでいる広報担当者の方も多いのではないでしょうか。
今回は、お味噌で有名なハナマルキ株式会社様のインナーブランディングへの取り組みをご紹介します。
インナーブランディングとは、社員に企業の想いや方向性を共有する取り組み
はじめに、インナーブランディングについて簡単に説明します。
インナーブランディングとは、企業の理念や価値観、事業の方向性を社内に共有し、社員の理解や共感を高める取り組みです。
1社員が自社のことをどう思っているのか、口コミどころかいまどきSNSで一気に拡散して、
良い方向にも悪い方向にもイメージが広がり、認知がついていきます。
そういった結果的に、社外へのイメージに影響するのもインナーブランディングですし、
部活動で言う”士気を上げる”に近い効果もインナーブランディングです。
これは、組織力の向上、ひいては売上増加につながっていくとも言えます。指標としても分かりやすいです。
本記事では、ハナマルキ様の「液体塩こうじ」という商品にまつわる事例をご紹介します。
ハナマルキ様の事例|約20億の事業に成長したきっかけ
引用:2015年「ものづくりの挑人たち」~ハナマルキ 液体塩こうじをグローバルな調味料に~
ハナマルキ様は、味噌や塩こうじなどの発酵食品を展開する食品メーカーです。
中でも「液体塩こうじ」は、塩こうじを独自の製法で液体化した調味料として、国内外で活用が広がっています。
長年にわたり海外事業を展開されてきましたが、
私たちは、その初期の頃にもプロモーションをお手伝いさせてもらいました。
結果からいうと、2012年に発売した液体塩こうじは約20億円を売り上げるほどの成長に繋がっています。
そのきかっけともいえるのが、アメリカで開催された展示会でした。
海外展示会の手応えを社内へいかに伝えるか
当時、その展示会に参加したマーケティング部の部長は”手応え”を感じていました。
海外に向けて売り出したばかり。絶対に売れる!という確信は持てない状況でしたが、
実際には、来場者が足を止めて、商品に興味を示し、実際に試食したうえで前向きな反応を示してくれるのを、たくさん目の当たりにしました。
現地で感じた熱量、期待感を日本のみんなにも伝えたい。
しかし、来場者の表情やブースの空気感までは報告書で数字を並べても伝わるものではありません。
「本当に海外で売れるのか」
そんな社内の風潮を吹き飛ばすためにも、数字や結果だけでなく、現地で感じたリアルな反応が必要でした。
番組映像がインナーブランディングに貢献
このアメリカの展示会に、弊社も同行していました。
「ものづくりの挑人たち」という弊社オリジナルの日経CNBCで放送している番組の映像を撮るためでした。
展示会への出展・挑戦をドキュメンタリー撮影し、さらにお客さんの声を生インタビュー。
現地での反応や商品への期待感をそのまま保存することができました。
これから商品接点を持つ社外に、鮮度を保ったままプレゼンテーションできます。
しかし、完成した映像は社外にとどまらず、社内にも大きな影響を与えました。
「海外でも受け入れられている」
「自分たちの商品には、世界で戦える可能性がある」
映像は、数字や報告書だけでは伝えきれない現場の熱量を社内に届ける役割を果たしました。
この経験をきっかけに、ハナマルキ様はこの映像企画を、第2弾、第3弾と数年にわたり活用されています。
商品や事業の魅力を社外に伝えるだけでなく、社内の理解や共感にもつながる。
顧客を意識して発信したコンテンツが、インナーブランディングにも活用できる資産になったのです。
インナーブランディングに映像を活用するメリット
インナーブランディングに映像を活用するメリットは、ただ事実情報を伝えることにとどまらず、その背景にある想いや温度感まで共有しやすいことです。
インナーブランディングでは、理念や方針、事業の方向性を伝えるだけでは十分ではありません。
社員一人一人がそれを、自分が考えたかのように語れるくらい、共感できていることが理想ではないでしょうか。
映像であれば、現場の空気感や人の表情まで実写で伝えることができます。
さらに、「どのような背景があり、何に挑戦し、そこから何を得たのか」というストーリーとして見せることで、社員が内容を自分ごととして受け止めやすくなります。
つまり映像は、その取り組みに込められた想いを理解してもらうための手段になります。
だからこそ、新規事業、海外展開、新商品開発、周年事業、理念浸透、採用広報など、会社の方向性や価値観を社内に伝えたい場面では、映像がインナーブランディングに有効だと言えます。
まとめ:インナーブランディングは会社の挑戦を社内に伝えることから始まる
インナーブランディングとは、スローガンを掲げてそれを社内に周知する、だけではありません。
会社が何に挑戦しているのか。
なぜその事業に取り組むのか。
その取り組みが社会や顧客にどう受け止められているのか。
こうした背景や情報を、社員に分かりやすく伝え、本質的な理解や共感を得るのが大切です。
ハナマルキ様の事例も、会社の挑戦を社員一人一人が、自分事として捉えられた結果、
新規事業の躍進に繋がっているのではないでしょうか。
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